2020年度特別奨学生

2020年度特別奨学生

徳澄 翼
九州大学 大学院総合理工学府 総合理工学専攻
材料理工学メジャー 中島・光原研究室
私は、将来的に高専または大学に所属し、材料研究の最先端を走りたいという強い思いから、博士課程へと進学しました。この思いは、高専での講義や実験の中で、特に楽しみに感じていたのが金属材料学だったということや、試行錯誤した中で、自分が考えたアイデアで課題を解決したときの達成感がきっかけになっていたと思います。博士課程への進学は高専在学中にも、うっすらとではありますが、検討していました。ただし、博士課程に進学するための準備はほとんど何も知らなかったと言っても過言ではありません。本奨学金制度を知ったのは、M1の10月くらいだったと思います。上記の思いや不安を先生に相談したところ、「それならちょうど!」といった感じで教えてもらいました。選考会では、嬉しいことに良い評価をいただきました。現在は特別奨学生として、充実した博士論文研究に取り組むことができています。将来は「研究のおもしろさ」を伝えられる研究者を目指しています。また、高専を卒業してからの研究者ということも一つのアピールポイントとして述べられるように、日々精進していく所存です。