第5回 特別奨学生交流会レポート

最近のトピック
「近況報告」
  • 【日時】 2024年5月11日(土)
    12:00~13:00
    軽金属学会第146回春期大会にあわせて実施しました。
    当日は修了生2名による修了報告も行われました。
  • 【場所】 名古屋大学 東山キャンパス
  • 【出席者】特別奨学生5名、元奨学生4名、理事5名、事務局2名
出席者集合写真
「今日は外で撮ろう。」理事先生の一言に誘われて一同窓の向こうへ。
5月の心地良い風が吹くここ名大キャンパスに、若葉の緑に負けないまぶしさをたたえた奨学生たちが集いました。

春は新奨学生を迎えての交流会が恒例となりました。この日も新たに1名が加わり、お弁当を囲んで参加者たちの自己紹介、近況報告から話が広がります。
新奨学生から先輩に
Q 研究で思うような結果が得られないとき、モチベーションをどうやって維持している?
A
  • 実験結果が狙ったものでなかったとしても、それも結果。
    その結果を排除せず、何が、どこが悪かったのか再考の材料にする。
  • とにかく実験を繰り返し、ひたすら結果を集める。そこから見えてくるものがきっとある。


トラブル
  • 留学先でトラブルに遭遇するも、冷静に対処して無事帰国。生きる強さが身についた気がする。
  • 実験用の試験機が壊れて修理に明け暮れる日々。しかし、試験機と向き合ったことでこれまで得意でなかった機械のことを知ることができ、かなり勉強になった。


進路
将来につながる今すべきこと、今しかできないことを見極めるのは難しく、近い将来に直面する進路問題に奨学生は興味深々。先輩たちの進路決定過程の話に熱心に聞き入ります。


奨学生の期間は、研究という長い旅に備えてじっくり力を蓄える時期のようです。
思うように研究がはかどらない、狙った実験結果が得られない-
研究者につきもののこの悩みに時に参りきってしまうこともありますが、腐らずに次を見据えています。
“転んでもただでは起きぬ奨学生と元奨学生” 鯱鉾のように目一杯跳ねてください。

次回は軽金属学会秋期大会にあわせて実施します。半年後も皆さん是非参加してください。